実績は少ないですが、MAは保全活動や再生活動にも力を入れていきたいと考えています。
その第一弾が、横浜市におけるアマモ場の保全・再生活動です。

アマモは水深が1~3mの浅い砂地の海に生息する「海草」です。アマモの群生から成り立つ生態系をアマモ場と呼びます。
アマモ場は小魚や甲殻類などの住処となるだけでなく、海を浄化し、光合成により二酸化炭素を吸収して酸素を供給するなど、まさに「命のゆりかご」です。
横浜市の海の公園にもアマモ場があり、ヨウジウオやサンゴタツなど多様な生き物が暮らしていました。

しかし、たったの数年で海の公園のアマモはほぼ壊滅してしまいました。原因のひとつは地球温暖化による海水温の上昇です。
温暖化や環境破壊の影響は本当に笑えないレベルで進んでしまっているのだと感じます。
MAは、NPO法人海辺つくり研究会さまや様々な企業さまと共に、海の公園におけるアマモ場の再生を目的とした活動に参加させていただきました。



また、再生活動と同時に、簡易的な移動水族館も行いました。



MAは環境のこと、生き物のこと、人との関わりのことを伝えていきたい移動水族館であると同時に、直接保全活動に貢献できる組織でなければいけません。
移動水族館で自然体験や生き物への窓口になることはとても大事ですが、もはやそれだけでは足りない時代になってきています。メッセージを伝えるだけでなく、展示を見てくれた人が直接保全活動などに参加してくれなければ意味がありません。
そういった行動を促せる展示や解説作りを目指す上で、私たち自身、保全活動に参加して貢献、理解を深めていくことは重要です。

MAは今後もこのアマモ保全活動へ継続的に参加していきたいと考えています。一度の参加で満足せず、この活動を続けていき、その経験をMAの展示や普及活動に活かしていきたいです。
