新・活動理念

活動理念

自然や生き物を五感で体験し、その魅力や面白さを発見する感性を育てることで、自然への興味と理解を広げる。

目的

魚をはじめとする多様な生物を通じて、海や川などの自然環境への関心を喚起し、「見る」だけに留まらず、触れる・飼育する・食べる・環境を知るといった多角的な体験を提供する。

それらの体験を通じて、自然や生き物の不思議さや面白さに気づき、発見できる感性を育み、自然への理解と関心を深めるきっかけを創出する。

MAリーダーのメッセージ

私はこれまで、水族館において魚の魅力を伝えることを志し活動してまいりました。

その中で、従来の水族館が「見る」ことを中心とした展示を主としている一方で、生き物の魅力はそれだけでは十分に伝えきれないのではないか、と感じるようになりました。

魚を食べる、飼育する、触れる、観察する、そしてその生息環境を知る――

そうした五感を通じた体験の積み重ねこそが、生き物の魅力や面白さに気づくきっかけとなり、自然への興味や理解を深めることにつながると考えるようになりました。

しかし、これらの体験を総合的に提供できる場は多くはなく、また水族館業界に身を置く中で、施設の規模や資金によって実現できる内容に制約がある現実も知りました。

そうした中で着想したのが、「移動式水族館」という形です。大規模な施設に依存せずとも、小さな空間と工夫によって、生き物との多様な関わりを届けることができるのではないかと考えました。

場所や規模にとらわれず、生き物を五感で体験し、その魅力や面白さに気づくきっかけを提供したい。そういった想いから、MAの活動を開始いたしました。

Mobilis Aquariumという名前に込めた想い

「Mobilis」は、ジュール・ヴェルヌ著『海底二万里』に登場する言葉「MOBILIS IN MOBILI」からとりました。

この言葉は、「動きの中の動き」という意ですが、私たちにとっての解釈は「絶えず変化する世界で、常に動き続ける」です。

変わり続ける社会の中で、自分たちも学び、成長し、動き続けること。
環境破壊の進む自然に対して、立ち止まらずに行動し続けること。
移「動」水族館として、人々に自然や生き物とふれあう機会を提供し続けること

「Mobilis Aquarium」という名前には、そんな想いが込められています。

生き物にやさしい移動水族館であるために

また私たちは、生き物の命を尊重し、動物福祉を最優先にした移動水族館でありたいと考えています。

タッチプール常連生物のエイの仲間(写真はホシエイ)。しかし、その実態は・・・

たとえば一般的な水族館や移動水族館では、タッチプールに展示されるアカエイの尻尾の毒トゲを安全のために切り落とすことがあります。アカエイの命に関わることはないとされますが、私たちはそれを「本当に生き物にやさしい方法なのか」と疑問に感じています。

もし生き物を傷つけてまで展示する必要があるのなら、その種は展示すべきではない。そうした強い想いから、私たちは移動水族館組織でありながら、生き物への配慮を最大限考慮した運営・展示を行っていきたいと考えています。

無理に触れさせるのではなく、生き物が自然な姿を保ったまま、安心して人と出会える環境をつくることが大切だと考えます。

自然から生き物を採集することは、少なからず環境に負荷を与える行為です。「環境に負荷をかけている」という意識を常に持ち、命を無駄にせず、最大限尊重すること。

それがMobilis Aquariumの大切な要素です。

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